電力の見える化&電気代削減対策
近年、電気代は高騰し続けています。国際情勢の影響や燃料代の高騰により、今後もさらに電気代が上がっていくことが予想されます。
電気を大量に使用する工場などの事業所にとって、電気代の高騰は非常に大きなダメージとなるため、何としてでも電気代を削減させたいものです。
そのため、「電力の見える化」と適切なエネルギーマネジメントは必ず取り組むべき課題と言えます。
SOLUTION中村電設工業のソリューション
近年、電気代は高騰し続けています。国際情勢の影響や燃料代の高騰により、今後もさらに電気代が上がっていくことが予想されます。
電気を大量に使用する工場などの事業所にとって、電気代の高騰は非常に大きなダメージとなるため、何としてでも電気代を削減させたいものです。
そのため、「電力の見える化」と適切なエネルギーマネジメントは必ず取り組むべき課題と言えます。
これらのお悩みを解決する方法をご紹介します。
上記のようなお悩みを抱える事業者様が多いため、工場やビルなどのエネルギー使用量の可視化、管理等を実現するEMS(エネルギーマネジメントシステム)が徐々に注目されています。
様々なメーカーからいろいろなシステムが開発されていますが、今回弊社でご紹介するEMS、「電力マネージャー」の機能について解説します。
電気代の基本料金は、契約電力によって決定されます。
この契約電力を決定するのが、「デマンド値」というもので、30分間の使用電力平均値のことです。
つまり、このデマンド値をコントロールすることが基本料金の削減、つまり電気代の削減につながります。
「電力マネージャー」は、毎分電力使用量を計測し、契約電力が増加する可能性が出てきた際に、使用電力量を制御します。
空調機のうち、最も電力を消費するのが、室外機のインバーターです。
このインバーターをデマンド時限単位(30分間)で最初の5分停止させ、26分間稼働させるというものを繰り返します。
5分間の停止中は空調は送風状態となり、さほど大きな室内温度変化はありません。
全体の電力使用量のみ把握したとしても、具体的にどこのライン・系統で多く電力が使用されていて、どこでまだ削減の余地があるのかがわからなければ、対策ができません。
全体だけでなく個別で電力量を把握することが重要ですが、「電力マネージャー」では、各系統ごとの使用電力量をCTにより計測し、把握することができます。
これにより、電力をあまり使用していない箇所はデマンド目標値を下げて設定するなどの対策も講じることができます。
使用電力のデータは、スマホやPCでいつでもどこでも見ることができます。
また、デマンド目標値に近づいてきてしまったときには、メールでそれを知らせることができます。
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最近では、多くの企業で脱炭素への取り組みが求められるようになってきました。
「具体的にどのように脱炭素へ取り組めばよいかわからない。」という方に、このシステムによる省電力化をおすすめします。
電力を使用する際にも、その電力を発電するのにかかるCO2排出量が算定されます。
太陽光発電システムなどのCO2を排出しない電力への切り替えが難しい場合は、まずは電力削減によるCO2排出量削減を図りましょう。
近年、IoTなどにより工場を自動化し、省人化や効率向上を実現させた工場「スマートファクトリー」という言葉が注目を集めています。
このEMSも、スマートファクトリー化をすすめるひとつの方法です。
通常のデマンドコントローラーでは、デマンド目標値に近づいたら、三色灯などで異常を知らせ、スタッフが現場に行って空調を止めるなどの施策を行っていました。
しかし、このシステムは自動で制御まで行うため、わざわざ現場に行って調整する必要がありません。
「電気代を削減したい」「電力をもっとリアルタイムで細かく監視したい」といったお悩みがある方は、わたしたちにお気軽にご相談ください。
皆様に最適なご提案をし、工事まで一貫して対応いたします。
見積もりや現地調査は無料で行っております。
電気工事に関して何かご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。